[さて、ゼルギウスを放り出すことが出来ないと分かったため、順当に他の生徒を出していくより他ありません。誰を外に出すかについて、ティルはあまり悩みませんでした](ちかく いる ひと だしちゃえー)[そんな単純な理由。意識下で念じると、言霊は呪となり、魔力の塊と化して、目の前に居るベアトリーチェへとぶつかります。ぶつかった魔力は衝撃を持ちません。代わりに、ベアトリーチェを包み込み、結界の外へと弾き飛ばしてしまいました]