人狼物語 ─幻夢─

91 白花散る夜の月灯


湯治客 アーベル

―談話室―

鳥に布団、とか無いしなあ。
それで平気なら大分凌げそうな気もするんだけど。

[ふざけた物言いのようだが、これでも真面目に考えた末。
伸ばした指先をつつこうともしない小鳥に苦笑する。
ああ、これは本当に群れに戻るのは無理そうだ、と]

[その小鳥に苦笑を滲ませた人>>0:284と窓の外を見遣る人>>0:283の其々の言葉に身体を起こす]

……うーん。まあ、確かに。
無理をして逆に戻りようのない状態になったら、ねえ。

[扉が開いたのは、そう零して間もない時だろうか。
振り返れば其処に老尼僧と団長、団員の姿が在り>>0:288
お久しぶり、と挨拶した後に告げられた言葉に眉尻を下げる]

……やっぱ、厳しいか。
ごめんね、一晩ご厄介になるよ。

(2) 2014/01/12(Sun) 00:11:56

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