― 草原 ―
むー。
[くつくつ笑い>>1:84に子供扱いのようなものを感じて拗ねながら、性格的なものと言われたらどう文句をつけたらいいのか分からなくて、頬を膨らませたまま唸った。
まったくまったく、というように頷くヴィオレットの翼の根元辺りもツンツン突く。すぐにスルリと逃げられてしまったが]
……いるの?
ううん、やっぱり今はいいや。
[面倒くさそうな表情に、え、と目を丸くしたが。
すぐにブンブンと首を振って続きを聞くのは止めた]
わざわざ呼び出すようなことしなくてもいいかなーって。何にしても好きなようにしかしないだろうけど。
それに、オトさんいるなら、なんとかしてくれるよね。
[最後は酷い丸投げ発言をしつつ。今は今出来ることをしようと周囲を見渡して昏紅色を見つけていた]