[訥々と続く、注意事項。
一緒に戻ってきたナターリエがおろおろとしているのには気づいていたものの、そちらはスルー状態。
取りあえず、イレーネが自分の不注意の事を認めたところで、ぽふ、と頭を撫でてやり]
んでも、無事で良かったよ……。
[探し物も見つかってよかったな、と笑って。
仲裁に入ったナターリエにも、はいはい、と頷く]
さて、んじゃいつまでもここにいても仕方ねぇし、中に入るか。
[こう言って、建物の中へと。
個室に戻る途中ふと思いついて、あったかい物飲むか、とイレーネに問いかけて。
肯定が返るなら、部屋で彼女の分も甘めのミルクティを淹れるだろう。
……実は意外に甘い物好きなのだが、それは『身内』以外は*知らぬ事*]