[さすが宝条君のイトコねとか、聞こえない振り聞こえない振り。
なんとかヒビキと顔合わせる前に取り返した眼鏡と着せられたおハイソな服は、多少ミスマッチやったかもしれません。
苦難の時間の間に用意されていたゴハンと三つ子の並ぶ食卓は圧巻でした。消耗しまくった体力回復の為だけでなく食べまくり。
デザートの杏仁豆腐にはとろけましたとも、舌もほっぺも笑顔も!]
ぅわ、めっちゃ美味しいー!
なぁなぁ、これお土産にもろていい? タマキちゃんにも食べさせたいんよ。
[目の色を変えて(いやホンマに黄金色やった)おねだりするも、なにやら返事はよろしくなく。今度はタマキちゃんも一緒に来ようとか懲りないコト考えながら送られて。
別れ際に頭を軽く叩かれたんはドングリを思い出したんか元気出せってコトなんかはわからんけど、街灯の向こうにチャリが消えてくまで黙って見送ったんでした]