― 第二階層・集会室 ―[瞑っていた目は、体にドンという衝撃を感じて開く事になる。]え……?[何だろうと思った瞬間、急に崩れるような音と同時に、体の右側がすとんと落ちた。何が起こったのか。足元を見ると、右の義足の足首あたりが何かに打ち抜かれて壊れ、崩れていた。――撃たれた。それを知ると、撃った相手を見る。猫掴みしたおっちゃんを、驚いたように見つめ――]う、うわ…あああああ!!!![突然叫びだしその場に蹲った。痛いはずなど無いのに、痛い痛いと蹲り、ガタガタと震えていた。]