[向けた銃口は、寸分野互いもなく、フランの額を狙う。咄嗟のことなので、演技もなにもない、正確すぎる狙い。フランを狙うのは3人の銃口で、自分の撃った熱線は正確に額を貫く。あまりにも異様なその動きにすぐにレッグがこちらを見る目が変わるだろうか、そのときにはすでにそちらに銃口を向けていた]……[別れの言葉の代わりに、送るのは光線銃から放たれる熱線。続けざまに三発、胸に二発と頭に一発、エネルギーの切れた光線銃はこれ以上撃つことはできない。そこまでしてから……]