さて、と。残った奴らには罰ゲームだ。[に、と浮かべた笑みは意地悪げなもの。パンッと両手を打ち鳴らし、地面へと叩きつける。途端、罰ゲーム該当者それぞれの目の前に、人一人が通れるくらいの扉が現れた。その扉の表面には人の顔をした岩が取り付けられている]罰ゲームの内容は、こいつらに『隠し芸』を披露して認めてもらうというものだ。採点制になってるからな、累計で良いから70点勝ち取って、その扉から出て来い。[暗にそれをやらないと迷宮から出られないと言っています]