[少年の様子は見えていた。自分の意志を持って動こうというなら、その結果がどうなろうと、何か言うつもりはなかった。だから、銃口はぶれる事無く、向けられるそれにも動じる様子はなかった──けれど]……ぇ?[この場では唐突な言葉>>5:37に、知らず、声が漏れた。引鉄を引くのが、僅かに遅れる。直後に閃く、光の軌跡>>0により、向けられていた光は逸れて>>1]……ウチは。迷わんよ。[短い宣。黒銀から撃ち出される最後の一発は、真っ直ぐに、飛んで。『同僚』の胸に、食い込み、鮮やかないろを散らした]