俺は、大丈夫。ルフトもいるし。[言い切る様子に説得を諦めたのか、きゅ、と鳴いてぱたぱたと飛んでいく。その姿が見えなくなった所で、改めて先に感じた影輝の気配の方へと意識を向けて]……ん……こっち、かな。[呟きながら進んだ先。何かを探す仔犬の姿に、え、と惚けた声を上げていた。*]