─道具屋前─あ……うん。でも、ちゃんと、ギィにいに手当てはしてもらったんだよ![足を痛めているのかという問いに、少しだけあたふたと]……ほんとは、家に帰ったら、安静にって、言われたんだけど。ビーズのお代、まだ払ってなかったから。ちゃんと、したかったんだよ。[ぽそぽそと、やって来た理由を告げる声は消え入りそうな小声。その様子は、狩人の青年の苦笑を誘うか。笑われたら笑われたで、むう、とむくれて精一杯睨み上げるわけだが]