……っ、は ぁ ……どぅ し ………[どうして、と言う疑問は掠れて最後まで紡がれず。ナイフを握ったままカルメンから離れたために、彼女の胸から刃が抜けた。抑えるものを失った命の雫がカルメンの左胸から零れ、座面を濡らしていく]