……聞きたくたって……。逢えなきゃ、無理だろっ![苛立ちを込めた叫び。それすらも愉しむが如き狐面の哂い。冷静さを失して、感情を表に出している自分が、悔しくて、また唇を噛んだ]……聖殿まで、来てもらう。アンタは『堕天尸』じゃないかも知れんが……それ以上に、危険な存在。抑えさせてもらう……。[低く、呟いて、聖殿へと向かう。狐面は相変わらず、愉しげなままか。それでも、逆らう様子は微塵もなく]