[渡り終えて、大きく息を吐く]この体でこれは少し厳しかったですね……帰りも渡らないといけませんが。[やれやれ、と言った様子で顔を覆う髪に手を当てる。その下に隠れた片目は光を失っているのだけれど、それを気付かれないように伸ばした髪]さて、行きましょうか。あまり遅くに訪問するわけにも行きませんし。[そう零して、目の前の屋敷へと向かおうとして、少し考えて、表玄関ではなく裏に向かう]失礼いたします。どなたか居られますか?[裏口でそう声をかければ、使用人の女性が対応に出てくるだろう]