─ 三階・書斎前 ─……は?それって……。[熱帯びて囁かれた言葉>>2:139に、青が瞬く]いや、ホント。わけ、わかんねぇ、からっ![奇妙な感覚。背筋が冷えるような心地がする。だからこそ、短剣を深くねじ込む動きに躊躇いはなく。その上で、男の身体を蹴り飛ばすことで、肩に食い込んだ刃も強引に引き抜いた。短剣が抜けた所から溢れる紅が、周囲に花を咲かせる中。その場に片膝をついて、は、と息を吐く]