[撃ったのだから、撃ち返されて当然のこと。殺すまでに時間を稼ごうなどとしていたのが仇になった。左目を拭って顔を上げた時には、スティーヴの鋭い視線に射抜かれていた]カハッ。[旧式銃の形をしたその銃口から走った光によって左胸に灼熱感。しかしエネルギー残量が不足していたのか、傷が響いて急所の狙いがズレたのか。命の炎を吹き消すまで至らずに]