―書庫―[墓守は口を開く]御主人には、客人方に失礼のないようにと言われていました。[低音は常と変わらない、穏やかな色。青年の陰に隠れる養女に、刹那目を遣る]ですが、別の約束もありますから。[少女に向けて、深い一礼。見返す目はどんな色をしていただろうか]申し訳ありません。