『ともかくだ!
導師の言う通り貴様は期末試験に参加すべきである!』
分がったでゃよ…。
参加せりゃいがべ。
[参加するのは嫌ではないが、ティティエンが押し切る形になったために溜息が洩れた。了承の意を見せると、担当導師が受講届けを寄越した]
ん。
こい書いで明日エアフォルシェン湖さ行ぎゃいっぺな。
…んあ? おれの先輩さ当だる人が特別講師だんだが?
へぇ…。
[特別講師のことを聞いて少し興味を示した]
へば、明日行って来るでゃ。
[そう言って担当導師の前を辞する旨を伝える。アイツによろしくな、なんて言われたが、どうよろしくすれば良いのか分からないため、曖昧な返事しただけで寮の部屋へと戻って行った]