[玄関口に居たのは、自衛団員と向かい合うエリザベータ。その傍で尻餅をついているフォルカーに、自衛団員を睨み付けているイレーネ、それにクロエ。他にも駆けつけた者が居たかも知れない。その間を擦り抜けるようにして自衛団員の前に立った]……決めたら、静かにしてもらえますか?[エリザベータの横に立つようにして、自衛団員へと問いかける。虚ろな瞳で、奇妙な問い方をする僕に自衛団員はたじろいだようだったけれど、決めるなら、と頷きを返してきた]────分かりました。では、失礼します。