[使えなくなった光線銃を落とすようにして捨てる。レッグの絶命は見て取れたので、そちらからはすぐに視線を外しパトラッシュのほうを見て]……[向ける視線は、目はいまだ涙に濡れたままで、先ほどまでとは別人の様子で。右手をパトラッシュに狙い……勢いよく……]だめぇぇぇぇっ![その右手を左手で抑えて]いやぁぁぁぁぁっ![その右手が左手の力でぶちりとちぎれる、見える切断面は普通の人のような肉と、血とともに、はじける機械であることを示す火花。何より驚いていたのは、自分自身だった]