[梳き撫でた淡い色の髪を指に絡ませ掬うような仕草をすればふわ、と彼女の髪が揺れる。首を振るう様子と、其の言葉に男は微か首を傾いだ]――…キミはロランやキリルと長く近くに居たから。[カチューシャの感じる辛さの方が、と思い紡ぐ]話せるなら、話したい。止められるか如何かはわからないけどそれでも、ロランと話したい。[彼女に自分の意思を伝え]ロランを捜すの、手伝ってくれるかい?[男はそっと手を差し出した**]