[睨む視線は、真っ向受けて。けれど、一瞬だけ見えた、安堵にも見える表情に、ひとつ、瞬いた]……に……。[にーさん? と。呼ぶより先に、崩れ落ちる、身体。硝煙の上がる黒銀を、ゆっくり、下げて]ほんっと。……最後の最後まで、考えてる事、見せんのだから。ずるいよねぇ、にーさんは。[紡ぐのは、呆れたような言葉だけ。**]