─ 『世界樹の仔』傍 ─
ん、こっちとはだいぶ違うなぁ。
もう、だいぶ帰ってないけど。
[エーリッヒ>>1に、一つ、頷く。
帰らないのにはまあ、色々と理由はあるのだが、そこらは人には話していない]
え、いや、だってさ。
雪降って来るとこう……気持ち、盛り上がらん?
[からかうような答えには、きょとん、と瞬き一つ。
視線を向けられた白梟は、処置なし、といわんばかりに首をこきゅり、と傾げて見せた]
『そういうところ、全く成長しませぬので』
[その上なんか、さらっと言った。
それに、あのな、という視線を向けるのと。
何やら、異常な魔力を感じたのは、どちらが先だったやら]