─ 展望室 ─…なさけ、ないな。[自らを抱くようにしても、身体の震えは中々収まりそうになくて。空を見ていられず、目を伏せて震えが収まるのを待つ。その間に誰かが来たなら、外を指差し現状の異様さを伝えた。震えが収まってから広間に向かい、誰か残っていたならそちらにも自分が見たものを伝え。何事も無ければ、一旦休息を取ろうと客室に鍵をかけて寝台にもぐった**]