─ ギュンターの屋敷・庭園 ─よっし、終わりおわりー。さってと、次はー。[薔薇の手入れを一通り終え、ぱんぱん、と手を叩く。後は、室内に対比させた一部のハーブの調子を見て、と思いながらふと、母屋の方を振り返り]……あれ。[広間の窓越しに見えた人影>>3に、蒼い瞳が瞬く]いつもの事だけど、またお客さんか。……今年の冬も多いのかなぁ。[それ自体は嫌じゃない。自分の知らぬ場所の話を聞けるのは楽しいから。ただ、名前とか性別とか、説明するのが面倒なだけで。*]