ぁ……は……ふぁ…い…[もれる声は震えながら情けないものに、それでもライヒアルトの姿が見えたおかげかなんとか返事と判別できるものにはなっていた。体を起こし……ぎゅっと自分の体を両手で抱きしめる。おさまらない震えを、抑えようとするように]