[途中で少女とすれ違ったならば、奏者の居場所を伝え、水はそこへ運ぶようお願いした。他にも尋ねる者がいれば偽りなく教えただろう。やがて使用人の一件が落ち着き、奏者の様子を見に来る者も居なくなった頃、青年は再びその部屋に現れる]