……っと![視線を向けて、力を集めて。それが形になるより早く、白い光はぴゃっ! と言わんばかりに逃げていく]んー……先に、用意しといた方がいいのかなぁ。[なんて呟きながら、緩く腕を組む。基礎の能力は決して低くはないのだが、発現までに間が空いてしまうのが、少年の欠点で。そこをどう補うか、は地味に個人的な課題でもあった。*]