[ともあれ、平静はそう遠くなく戻り。ただぽけーっとしているのも何なので、時折お菓子の生る木に蒼の瞳を向けていた]……ぉぅ。確かに、どんどん鈍くなってんな……。やっぱ、息切れかぁ?[なんて呟いている内に、菓子は枝に最後の一つとなり。アナスタシアがそれに手を伸ばした時──何か、嫌な予感がした]ちょいま、姐さんっ……。[しかし 突っ込みは 遅かった]