─ →客室 ─[>>2 仕事。確かに仕事だ。だが仕事だからと割り切って良いものか。団長と違い、甘さが抜け切らないのはやはり、娘が同じ境遇に置かれているためだろう]……すまん。本当なら、傍に居てやりたいんだが。[けれど、為し得なければいけないことは、ふつふつと身に染み込んで行くため、娘とも距離を置かざるを得ない。距離を置いたとしても、疑いからは完全に外れているのだが]どうしても、苦しくなったら……おいで。[その時は傍に居るからと。時間も場所も問わず受け入れる気持ちはあると、そう告げる]