人狼物語 ─幻夢─

103 氷面鏡に映る彩


仕立て屋 ユリアン

[「俺になんか訴えようとしてたんだ」>>3:141
「旅人さんが人狼だ、ってことを」
イヴァンに気遣われているのは感じたが、それよりも告げられた事実の衝撃が大きすぎて。]

 顔を、見た……。
 すごくほっとした顔をして、て。

 あれは夢じゃなかった、の、か……。

[夢に違いないと思い込んでいた記憶の中の光景。
それがはっきり甦り、ユリアンは呆然と自分の手を見つめた。
裁ちばさみを握っていた右手を。]

 …………ぼくは、この手で。

[ライヒアルトが言葉を>>3:154かけてきたのはそのときだったか。]

(10) 2017/01/20(Fri) 02:04:15

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