― 宿 ―失敗しちゃった。[心配そうな洗濯女>>1に笑う余裕もあった。一通り配り終わると、少女>>1:327の疑問に首を傾げた]どうだろう。団長さん、普通にしてていいって言ってたしね。[仕事をすれば話しかけても気がつかず、篭りっぱなしになる人だと知っていたから、あまり気になるようではなかった。御伽噺の話は出来ても、まだ実感が追いついていない。だからその程度にしか感じられていなかった]