人狼物語 ─幻夢─

103 氷面鏡に映る彩


画家気取り カルメン

─ 回想 ─

[イヴァンの様に態度の変わらぬ者とはこちらも壁無く接するけれど、いわゆる『お嬢様』と認識されている相手には気後れしてしまってあまり深くは接せない。
大きくない村だから、名前くらいは知っているけれどその人となりまでは詳しく知りはしない。

オトフリートについて覚えていたのも、彼が弾いていたバイオリンの音が綺麗で、心に残っていたからがきっと大きい。
ユリアンのことも仕立て屋の青年だとは知っているが、子供の頃一緒に遊んでいなければ彼の事情は知る由もないだろう。
>>0:152彼が衣装の売り込みに来たことで噂がどこまで広がっているかを知った両親が、村を離れることを決めたということも、娘自身は知らぬことだ。

教会へは御祈りに良く行くから、6年前から村の教会に来ている侍祭は多少顔馴染みと言ってもいいかもしれないが、深い付き合いとも言えず。

月明りの下行われた演奏会で、各々がどのような反応をしていたとしても、女が気付くことはまず、無かった]

(12) 2017/01/14(Sat) 01:04:42

SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
人狼物語 幻夢(和名&ver.Schwarzes) by azuma
幻夢学園 by seileitoh/日向星花
人狼審問画像 by kiku2rou
黒い森 by 坂無炳吾
トロイカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 by きりのれいん
人狼物語 星影 by kayu
バナー画像 by Silverry moon light