─────!?[扉に手をかけた途端、周囲が白に包まれる。浴室の湯気が漂って来たにしては濃い色。前後左右、方向感覚が全く分からなくなった]な、なに!? なんなのよこれ!![喚いた声は白に吸い込まれていくよう。咄嗟に握っていたドアノブを捻って扉を開けようとして]