─ 第二階層・集会室 ─[自分とジョエルのやり取りが他者に何を思わせたかなどは、当然の如く知る由もなく。直後の提案には]はぁ?ジョエるん、それ、どーいう発想よ?[呆れたように言いつつ、眉を寄せる。響いた機械音声に、表情の険しさを増しながら。黒銀の銃口が向いた先は──自分の中で一番信用できないままの相手。一応、感情以外の理由もあるが、その割合は推して知るべし、といったところか]