― 廊下→客室 ―[湧き上がり続ける恍惚感と、それを散らそうとする冷たい痛み。ないまぜとなった感覚は呼吸を乱し続けて、父の声>>11に頷くのがやっとだった]喜ばなくちゃ、いけないのに。[布団に横たえられ、父の手を握ったまま呟いて。苦しさから逃げるように意識を*落とした*]