[預けられたショールを手に首を傾げる。ニキータが音立てても顔はそちらに向けずにいた。ショールが手を離れ、ニキータがタチアナへと差し出せば納得したように一つ頷く]気をきかせるべきだったかな。[ニキータとタチアナを交互に見遣り、小さく呟いた]