─ ギュンターの屋敷・テラス ─
[ギュンターの住む屋敷は元々、ある権力者の別荘だったらしく、建物や家具はそれに見合った装飾が施されていることがある。
テラスの柵も例外ではなく、手摺り部分や支柱はただ木を接ぎ合わせたものではなく、きちんと整形・装飾されたものだった。
無事な部分を凝視して、同じような形に作り上げるのはイヴァンの持つ拘り。
必要な分の整形を終わらせ、傷んだ部分に鋸を入れようと柵へ向かった時、その声>>12を聞いた]
よーぅエーファ。
邪魔してるぜー。
[眼下の姿に手を振り、にこやかに笑みを向ける]
真新しくしてやっからな、待ってろ。
そーだ、他になんかあるか?
修理でも棚付けでも。
[大工仕事や手が必要なものがあれば手伝うとエーファに告げた*]