─集会場・広間─……まあ、悠長かもしれません、けどね。[困った風に告げられる言葉に、浮かべるのは苦笑。軽めの口調とは裏腹、額には冷たい汗が浮かんでいる]……ともあれ、治療をお願いします。どうなるにせよ、これ以上腕を痛めたら、各方面にお叱りをいただきますから。[動く右手で汗を拭いながら、こう言って。医療室で手当てを受けたなら、さすがに大人しく個室に引っ込むだろう。夜が明けたら、一度はノブと話そう、と。そう、心の内で定めながら**]