[修道士>>12の手も優しかった。慰めを口にされても受け止められたか分からない。無言なのは少し重くもあったけれどありがたかった。離れていくのを引き止めることは出来ない。デザイナーは、こうなってもどこか虚ろに眺めて、学者を手伝ったりしていただろうか。薬師は特に。行商人の顔もまともには見れなかったかもしれない]ごめん、ベア。助けて。[血塗れた手でも、縋るものが欲しかった。拒絶されなければ立てるようになるまで少女手を握り続けていた**]