─ 村の通り ─ いやしかし、こんな形であそこに行く事になろうとは。[歩きながらのんびりと思い返すのは幼少期。幼い頃は、歳の近い子供たちと共に集会場を遊び場にしていたもの。良い思い出も悪い思い出も多数あるその場所に、というのは色々と思う所もあるが] まあ……いい機会だから、あそこにある楽器も少し手入れさせてもらおう。 良いものが残っているのに、顧みられていないままであるなら、だがねぇ。[のんびりと呟きながら、道を行く。ほどなく、集会場の建物が視界へ入ろうか。**]