─ 村の通り ─
……っ……あー、大丈夫、大丈夫だから!
[教師のよう、と思われている>>10とは知る由もなく。
突然の異変に騒ぎ始める子供たちを宥め始める]
ああ、よしよし、大丈夫、こわくないよ、うん。
……年上の子は、小さい子の手、握ってあげて!
大丈夫、すぐに鎮まるから。
うん、おかーさんもすぐに迎えに来るよ、へーきへーき。
[不安でぐずり出す子供を宥めたりしつつも、周囲の様子を伺うのは忘れない。
ライヒアルトが周囲を見回しているのに気づくと、ひょ、と手を差し出して。
『坑道の方から、物凄い音が聞こえた』と、慣れた手つきで状況を伝えておいた]