この子の事、君にも心配掛けちまったかな。
[傍らの使い魔を見やる心配そうな視線>>9に気付き、些か申し訳なさそうに声を掛ける。
次いだ、人が減った、の声に改めて周囲を見回してみると、中庭に在った影が確かに少ない。]
……あ?
[先程の騒動で注意散漫になっていたためか否か、導師の術は気付かず。若干首を傾げるも、>>10少女と使い魔の声に其方へ顔を戻し]
あ、いやいや俺こそ、ごめんなー。
この子と頭がごつんとイっちまったし、君が痛くなかったら未だ良いんだけど。
元気に空飛べなくなったら、宅急便も困っちまうもんな。
[目に映る彼女の姿は元気そうだったため、肩の力を抜いた様に笑って]