─翌朝・自室─[眼が覚めると傍にギルバートの姿は無かった。何かを取りに行ったのだろうか、と眼を擦りながら考える]……ギル……どこ……?[不安になり、名を呼びながら部屋の扉へと近付く。何も警戒せず、いつも通りに扉を開けた]っ!? …なに…?[廊下に出ようとした途端、何かに躓きよろけてしまう。未だ睡魔の残る眼を何気なく下に落とした]