―宿の入り口―
[ヘルムート>>7がやってきたときには、また一人増えたと思うぐらいで気にしていなかった。
だが、その手が自衛団員の剣を奪い、それをエリザベータに突き刺すのをみて、驚きのあまり動く事が出来ず]
なっ、なにをやってるんだい?!
[あわててひっくり返った声でヘルムートの動きを邪魔しようとする。
エリザベータの悲鳴と血の匂いに場は騒然として。
エリザベータを助けようとした手はヘルムートを押さえるに至らず、同じように赤に染まったヘルムートが当たり前のように自衛団員へと告げる言葉>>10を呆然ときいていた**]