[クロエを部屋に寝かせた後、短い時間黙祷して、それから]
ある意味……俺が、だよな。
[ぽつりと呟く。
欠けたピースを埋めるために、投げかけた問い。
それがこの状況に繋がったわけで。
苦いものはある、が、それを悔いたくはなかった。
単なる意地張りではあるのだが]
……てわけで、恨むなら、俺にしといてね、クロエ嬢。
[冗談めかした言葉を、亡骸へ投げて。
階下に戻ると血の跡を片付けたりなんだりしてから、ライヒアルトが部屋に戻るのに手を貸した]
……とりあえず、参ってる所にってのもなんだから、話、明日な。
ちゃんと、休めよ。
[言わずもがなかと思いながらも、こんな言葉を投げておいて。
部屋に戻ると、客観的な事実を紙へと書き足しておいた]