[蒼褪めた顔の綾野は光を放つ機械──パソコンのモニターにくぎ付けになっていて。それに倣うように自分もモニターへと視線を向けた]……は?なに、これ。[目に入ったのはいつも見ていた文章。「Lupus in Giapponese」でゲームが開始された時に表示されるもの。思わず、なぞる様にしてその文章を声に出して読んだ]…ね、ねぇ、綾姉。これも、オフ会の、趣向?[その割にはここに居る人数が少ないのだが。困惑した表情で綾野を見やるも、彼女は蒼褪めたまま首を横に振るだけ]