ー 宿泊施設・広間 ー ん。[ふと何かが足に触れてそちらを見ると、火かき棒が転がっていた。リディが殺される少し前に持っていたものだった。拾って、暖炉の傍に立て掛けておく。] もういないのか。[ほんの数日前に再会したばかりだった友人。悼むように目を伏せたのは僅かな間。すぐに床を拭く作業に戻ったものの、綺麗に拭き取ってしまうことはできず、ある程度のところで諦めることになるのだろう。**]