─ 黒珊瑚亭 二階・五号室 ─[探してたのかという友>>6に、きょとりと瞬き]当たり前だろ。カル達がいてお前がいないんだから、そりゃ探すさ。[当然と答えつつ、近付いた月色のでっかい毛玉に手を乗せて。向けられた朱金を見て、苦笑に目を細め]何言ってんだよ。お前こそ謝る理由なんかねーだろ。[ふさふさした毛を撫でながら、なんで解る>>7と言う声に笑って]それも言ったろ、お前のこと視た、って。[眠りの中、羅針盤が指し示した姿のままの月色を、くしゃりと乱した]