― 廊下 ―殺してやりたいのは山々だがな。残念ながら今は決定打と手段が無い。[胸を張る仕種に小さく鼻を鳴らす。冗談のように物騒な言葉を続けて]……まったくだな。此処に“能力者”でも居れば楽なのだが。[窓の外へと横目を向けて]